2005年11月23日
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基本はいつもC言語 第7回 コードから重複を取り除く関数の書き方/使い方

Written By: 川俣 晶連絡先

 日経BP発行の日経ソフトウェア2006年1月号(11月24日発売)に拙著の下記記事が掲載されています。

基本はいつもC言語 第7回 コードから重複を取り除く関数の書き方/使い方

 ちなみに、日経ソフトウェアは、他の日経を関するパソコン関連雑誌と異なり、普通の書店で購入できます!。売れ筋パソコン雑誌の1つなので、割と多くの書店で見かけます。お手にとってご覧下さい。

話はリファクタリングまで飛んでいく? §

 リファクタリングは、いろいろなソース書き換えのカタログによって構成されるわけですが、そのエッセンスを要約していくと「重複を取り除く」ということに行き着くようです。テスト駆動開発入門などの本では、最終的にそういう要約をされているようにも感じられますので。

 とすれば、リファクタリングというのは、昔ながらの「同じコードはサブルーチンにして呼び出しましょう」という話の延長線上にあるものと見ることができて、当然Cで関数を使うこともサブルーチンからリファクタリングへと続く道の一部として見ることができます。むしろ、OOP世界特有のノイズにまみれないCの世界で、「重複を取り除く」という感覚を学ぶことは、リファクタリングの本質を体感するのに良いとすら言えるかもしれません。

 というわけで、今回の話題は、重複を取り除くための関数です。